中華スープや炒飯を作ろうとしたら、鶏ガラスープの素が切れていた。そんなときは、コンソメやほんだしなど、家にある調味料で代わりがききます。
この記事では、鶏ガラスープの素の代わりになる7つの代用品を紹介します。塩分量をもとにした「何杯入れればいいか」の早見表もまとめました。
代用品ごとに、塩分の強さは違います。分量を合わせないと、「しょっぱい」「味がぼやける」の原因になります。
結論:コンソメがあれば同じ量でOK
- コンソメ(顆粒)…同じ量でOK。スープ・炒飯・野菜炒めに使える
- 中華だし(創味シャンタン・ウェイパー)…中華の味をそのまま再現したいとき
- 塩+うま味調味料+ごま油…何もないときの最終手段
鶏ガラスープの素の代用品 分量早見表
鶏ガラスープの素(味の素「丸鶏がらスープ」)は、小さじ1(約2.5g)あたり食塩相当量1.2gです。食塩相当量とは、含まれる塩分を塩の量に換算した値です。これと同じ塩分になる量を目安にしています。
| 代用品 | 小さじ1の塩分 | 鶏ガラ小さじ1の代わりに | 向いている料理 |
|---|---|---|---|
| コンソメ(顆粒) | 約1.2g | 小さじ1 | スープ・炒飯・炒め物 |
| ほんだし(顆粒) | 約1.2g | 小さじ1 | 雑炊・卵スープ・和風寄りの炒め物 |
| 創味シャンタン(粉末) | 1.0g | 小さじ1〜1強 | 中華全般 |
| ウェイパー(チューブ) | 1.9g | 小さじ2/3 | 中華全般(味が濃いので控えめに) |
| 白だし | 商品による | 小さじ1から味見 | スープ・うどん・雑炊 |
| めんつゆ | 商品による | 小さじ1から味見 | 炒め物・丼の味付け |
| 塩+うま味調味料 | — | 塩小さじ1/5+うま味調味料少々 | 何にでも(香りは弱め) |
※塩分は各メーカー公表値(記事末の参考リンク)をもとに計算。白だし・めんつゆは濃縮度や商品で塩分が大きく違うため、少なめに入れて味見しながら足してください。
1. コンソメ:同じ量で置き換えられる
顆粒コンソメは、小さじ1の塩分が鶏ガラスープの素とほぼ同じです。同じ量でそのまま置き換えられます。固形タイプなら、1個が顆粒小さじ2杯分です。
コンソメは、野菜や肉の洋風の香りがやや強めです。中華らしさを出したいときは、仕上げにごま油を数滴たらしてください。
- 向いている料理:中華スープ、炒飯、野菜炒め、春雨スープ
- 向かない料理:本格的な中華の煮込み(香りの違いが出やすい)
2. ほんだし(和風だし):卵スープや雑炊ならむしろおいしい
顆粒の和風だしも、小さじ1あたりの塩分はほぼ同じです。鶏ガラと同じ量で使えます。
かつおの香りが出るので、中華そのものの味にはなりません。それでも、卵スープや雑炊、ナムルなら違和感はほとんどありません。こちらもごま油・こしょうを足すと中華らしさが出ます。
3. 中華だし(創味シャンタン・ウェイパー):中華の味を再現するなら
中華料理の味をいちばん近く再現できるのは、中華だしです。創味シャンタンやウェイパー(味覇)などがあります。鶏ガラに加えて豚骨や野菜のうま味も入っているので、鶏ガラスープの素よりコクが出ます。
- 創味シャンタン(粉末):小さじ1の塩分が1.0gとやや控えめ。同量〜少し多めが目安です。
- ウェイパー(チューブ):小さじ1(5g)で塩分1.9gと濃いめ。鶏ガラ小さじ1の代わりに小さじ2/3から始めましょう。
缶やチューブのペーストタイプは、炒め物に直接入れるとダマになりやすいです。少量のお湯で溶いてから加えてください。
4. 白だし:スープ・雑炊をあっさり仕上げたいとき
白だしは色が薄いので、スープの見た目を変えずに味付けできます。ただし、商品によって濃縮度や塩分がかなり違います。まずは鶏ガラ小さじ1の代わりに白だし小さじ1程度を入れ、味見しながら足してください。
中華スープに使うときは、ごま油と白こしょうを足すと和風っぽさが目立たなくなります。
5. めんつゆ:炒め物・丼の味付けに
めんつゆは、醤油の色と甘みがあります。そのため透明なスープには不向きです。一方、野菜炒めや肉炒め、あんかけなど、醤油味が合う料理なら代わりになります。
めんつゆも、濃縮度で塩分が変わります。小さじ1から入れて味見しましょう。甘みが気になる場合は、塩少々で調整できます。
6. 塩+うま味調味料+ごま油:何もないときの最終手段
顆粒だしが何もない場合は、鶏ガラスープの素を「塩分」と「うま味」に分けて考えます。次の組み合わせで代用できます。
- 塩:小さじ1/5(約1.2g)=鶏ガラ小さじ1の塩分
- うま味調味料(「味の素」など):2〜3ふり
- ごま油:数滴(香りづけ)
鶏の風味は出ませんが、炒飯や野菜炒めならこれで困りません。オイスターソースを少し足すとコクが増します。オイスターソースにも塩分があるので、塩はやや控えめにしてください。
7. 鶏肉のゆで汁・煮汁:いちばん「本物」に近い
鶏むね肉や手羽先をゆでた汁には、鶏のうま味がそのまま溶け出しています。サラダチキンやよだれ鶏を作ったときのゆで汁は、捨てずに取っておきましょう。そのままスープに使えます。
ゆで汁には、ゆでるときに入れた分しか塩分がありません。塩で味を調える必要があります。冷蔵で2〜3日を目安に使い切り、余る場合は製氷皿で冷凍しておくと便利です。
料理別:この料理にはこの代用品
| 料理 | いちばんのおすすめ | 次点 |
|---|---|---|
| 中華スープ・卵スープ | 中華だし | コンソメ+ごま油 |
| 炒飯 | 中華だし | 塩+うま味調味料+ごま油 |
| 野菜炒め | コンソメ | めんつゆ |
| ナムル・和え物 | ほんだし+ごま油 | 塩+うま味調味料 |
| 雑炊・おかゆ | 白だし | ほんだし |
| 鍋 | 鶏肉のゆで汁 | 中華だし |
よくある質問
鶏ガラスープの素とコンソメの違いは?
どちらも「うま味+塩分」の顆粒調味料です。鶏ガラスープの素は鶏のエキスが中心で、中華・和風向きです。コンソメは野菜や肉のエキスを合わせた洋風の味です。
塩分はほぼ同じなので、同じ量で入れ替えられます。
代用して「しょっぱくなった」ときは?
スープなら、水やお湯を足して薄めます。炒め物なら、野菜や卵を追加して全体量を増やすのが手軽です。次からは早見表の量より少なめに入れ、味見しながら足してください。
塩分を控えたいときは?
各メーカーから「塩分ひかえめ」タイプが出ています。鶏肉のゆで汁なら塩の量を自分で決められるので、減塩にはいちばん向いています。
まとめ
鶏ガラスープの素がなくても、コンソメやほんだしなら同じ量で代用できます。ウェイパーなら2/3の量です。何もなければ、塩小さじ1/5+うま味調味料+ごま油でOKです。
分量は、塩分を鶏ガラに合わせるのが基本です。中華らしさが足りなければ、仕上げにごま油を数滴たらしてください。



