スープを作ろうとして、コンソメが切れていると気づいたら、鶏ガラスープの素で代用できます。味の素の公表値では、顆粒どうしなら小さじ1あたりの塩分がほぼ同じです。そのため、量をそのまま置き換えられます。
固形と顆粒の換算も、塩分をもとに表にしました。鶏ガラがないときは、ブイヨンやほんだし、ダシダでも代わりになります。ポトフ・グラタン・スープの分量は、後半の料理別の表にあります。
結論:鶏ガラスープの素で同じ塩分に置き換える
- コンソメ固形1個(=顆粒小さじ2)→ 鶏ガラスープの素小さじ2
- コンソメ顆粒小さじ1 → 鶏ガラスープの素小さじ1
- ブイヨンは固形1個をコンソメ1個の代わりに。ほんだしは小さじ1にして、足りない塩気は塩で補う
コンソメの代用 早見表
コンソメ固形1個(顆粒なら小さじ2)の代わりに使う量の目安です。
| 代用 | コンソメ固形1個の代わりに | 風味 | 向いている料理 |
|---|---|---|---|
| 鶏ガラスープの素 | 小さじ2 | あっさりした鶏の味 | ポトフ・スープ・グラタン・ピラフ |
| ブイヨン(固形) | 1個 | コンソメに近い | ロールキャベツ・シチュー・煮込み全般 |
| ほんだし | 小さじ1+塩小さじ1/5 | 和風寄り | ポトフ・野菜スープ |
| ダシダ | 少なめから味見 | 牛の風味が強い | スープ・炒め物 |
| ベーコン・ソーセージ+塩 | 具として入れて塩で調整 | 肉のうま味 | ポトフ・ミネストローネ |
1. 鶏ガラスープの素:小さじ1同士で置き換え
味の素「コンソメ」は、固形1個が5.3gです。食塩相当量(食品に含まれる塩分の量)は2.4gです。顆粒タイプは小さじ2杯(5.3g)が固形1個分で、塩分も同じ2.4gです。
つまり、顆粒小さじ1あたりの塩分は約1.2gになります。一方、味の素「丸鶏がらスープ」は小さじ1杯(約2.5g)で食塩相当量1.2gです。
コンソメ顆粒と鶏ガラスープの素は、小さじ1ずつで同じ塩分です。固形1個の代わりなら、鶏ガラ小さじ2で同じ塩分になります。
| レシピのコンソメ | 鶏ガラスープの素 | 塩分(目安) |
|---|---|---|
| 顆粒小さじ1 | 小さじ1 | 約1.2g |
| 固形1個(顆粒小さじ2) | 小さじ2 | 約2.4g |
| 固形2個(顆粒小さじ4) | 小さじ4 | 約4.8g |
コンソメは、牛肉や野菜のうま味が入ったやや重めの味です。鶏ガラは、あっさりした味です。洋風らしさを足したいときは、こしょうやローリエ、バターを少し加えると物足りなさが減ります。
2. ブイヨン:コンソメと同じ使い方ができる
味の素によると、ブイヨンは肉や野菜を煮出した「だし汁」です。コンソメは、そこからさらに煮出してコクを強めたスープです。市販の固形ブイヨンは、コンソメと同じ使い方ができます。
たとえばネスレ「マギー ブイヨン」は、1個を300mlの湯に溶かして使います。味の素のコンソメ固形1個(スープ2人分・300ml)と同じ水の量です。
コンソメ1個の代わりに、ブイヨン1個が目安です。商品によって塩分が違うので、仕上げに味見をして塩で調えてください。
3. ほんだし:和風寄りになるが相性はよい
和風だしの素も、洋風のスープや煮込みに使えます。味の素は「ほんだし」で作るポトフを紹介しています。2人分で水2カップに「ほんだし」小さじ山盛り1、塩小さじ3/4、うす口しょうゆ小さじ1/4で味を調えます。
ほんだしは小さじ1で約3gです。かつおの香りが強く出るので、コンソメと同じ塩分になるまでは入れません。小さじ1程度にとどめて、足りない塩気は塩で補います。
コンソメ固形1個と同じ塩分にするなら、塩は小さじ1/5ほどが目安です。ポトフや野菜スープにはなじみます。グラタンやクリーム煮では、魚の香りが気になることがあります。
4. ダシダ:牛肉のうま味が強い
牛肉だしの素のダシダは、ビーフ系のコンソメに近いうま味があります。塩分がしっかりあるので、コンソメより少なめに入れ、味見しながら足してください。
分量の目安や塩分の比較は、ダシダの代用の記事にまとめています。
5. ベーコン・ソーセージ+塩:だしの素がないとき
スープの素が何もないときは、うま味の出る具を多めに入れます。ベーコンやソーセージ、鶏もも肉などを、玉ねぎやセロリ、にんじんと一緒に煮込みます。肉と野菜から出ただしが、ブイヨンの代わりになります。
ベーコンやソーセージには塩分があります。塩は最後に少しずつ加えて、味を見ます。煮込み時間を長めにとると、そのぶんだしがよく出ます。
料理別:おすすめの代用
味の素のレシピの分量をもとに、鶏ガラスープの素に置き換えた量を入れました。
| 料理 | いちばんのおすすめ | 次点 |
|---|---|---|
| ポトフ(4人分・水800ml、コンソメ固形2個) | 鶏ガラスープの素小さじ4 | ほんだし+塩、ベーコン多め |
| マカロニグラタン(4人分・牛乳600ml、コンソメ顆粒小さじ1) | 鶏ガラスープの素小さじ1 | ブイヨンを少し削って溶かす |
| コンソメスープ(2人分・水300ml、固形1個) | ブイヨン1個 | 鶏ガラスープの素小さじ2 |
| ロールキャベツ・シチュー | ブイヨン | 鶏ガラスープの素 |
| ピラフ・炊き込みご飯(洋風) | 鶏ガラスープの素 | ブイヨン |
| ミネストローネ | ベーコン+鶏ガラスープの素 | ブイヨン |
※ポトフは味の素「ソーセージとざく切り野菜のポトフ」、グラタンは同「マカロニグラタン」の分量。
よくある質問
ブイヨンとコンソメは同じもの?
厳密には違います。ブイヨンは肉や野菜を煮出しただし汁で、コンソメはそれをさらに煮出してコクを強めたものです。
ただ、市販の固形タイプは、どちらもスープの素として同じように使えます。家庭の料理なら、1個ずつ置き換えてかまいません。
塩分ひかえめタイプで置き換えるときは?
味の素のコンソメ<塩分ひかえめ>は、固形1個で食塩相当量1.33gです。丸鶏がらスープ<塩分ひかえめ>は、小さじ1で0.67gです。
ひかえめ同士なら、通常品と同じ換算で塩分がそろいます。コンソメ固形1個を、鶏ガラ小さじ2に置き換えてください。片方だけがひかえめタイプなら、仕上げに塩で調えます。
レシピにコンソメと鶏ガラが両方入っていたら?
片方がなければ、ある方を両方の合計量まで増やします。たとえばコンソメ顆粒小さじ1と鶏ガラ小さじ1なら、鶏ガラ小さじ2です。塩分が同じなので、味の濃さは変わりません。
カレーやハヤシライスのコンソメは省いてもいい?
ルーにうま味と塩分が入っているので、省いても味は大きく崩れません。物足りなければ、鶏ガラスープの素を小さじ1ほど加えてください。
反対に、鶏ガラスープの素が必要なレシピでそれがない場合は、鶏ガラスープの代用を見てください。
まとめ
覚えておく換算は「コンソメ固形1個=顆粒小さじ2=鶏ガラスープの素小さじ2」のひとつだけです。洋風の味を崩したくない料理には、ブイヨンが向きます。ポトフや野菜スープなら、ほんだしでも違和感は出にくいです。


