お吸い物や茶わん蒸し、卵焼きのレシピに「白だし」とあっても、家にあるのがめんつゆだけなら代わりになります。濃縮の倍率に合わせて、量を変えてください。色をつけたくない料理なら、顆粒だしと塩で作る方法もあります。
結論:めんつゆなら倍率に合わせて量を調整
- 白だし大さじ1 → 3倍濃縮めんつゆ大さじ1強、2倍濃縮なら大さじ1と1/2強
- 色をつけたくないなら、顆粒だし+薄口醤油
白だしとめんつゆの違い
どちらも「だし+醤油」をベースにした調味料ですが、次の点が違います。
| 白だし | めんつゆ | |
|---|---|---|
| 色 | 薄い(淡い黄金色) | 濃い茶色 |
| 醤油 | 薄口醤油や白醤油が中心 | 濃口醤油が中心 |
| 甘み | 控えめ | みりんや砂糖で甘め |
| 塩分の例 | 100mlあたり10.2g(ヤマキ 割烹白だし) | 100gあたり5.7g(ミツカン 追いがつおつゆ2倍) |
※メーカーの表示に合わせているため、白だしは100ml、めんつゆは100gあたりの数値です。
めんつゆで代用すると、色が濃くなり、少し甘くなります。味付けとしては問題なくても、お吸い物や茶わん蒸しは見た目が変わります。
白だしの代用 早見表
白だし大さじ1の代わりに使う量の目安です。塩分は白だしの商品によって違います。少なめに入れて、味見しながら足してください。
| 代用 | 白だし大さじ1の代わりに | 色 |
|---|---|---|
| めんつゆ(2倍濃縮) | 大さじ1と1/2強 | 濃い |
| めんつゆ(3倍濃縮) | 大さじ1強 | 濃い |
| めんつゆ(4倍濃縮) | 大さじ1弱 | 濃い |
| 顆粒だし+薄口醤油 | 顆粒だし小さじ1/2+薄口醤油小さじ1 | ほぼつかない |
| 顆粒だし+塩 | 顆粒だし小さじ1/2+塩ふたつまみ | つかない |
1. めんつゆ:倍率に合わせて量を変える
めんつゆは、ボトルに書かれた「2倍」「3倍」「4倍」で濃さが大きく違います。倍率が高いほど少ない量で済みます。量は、上の早見表を目安にしてください。
めんつゆの甘みが気になる料理では、量を少し減らし、塩ひとつまみで調整します。白だしのすっきりした味に近づきます。うどんや煮物、炊き込みご飯なら、色の違いもほとんど気になりません。
2. 顆粒だし+薄口醤油:色を抑えたいとき
お吸い物や茶わん蒸しのように、色をきれいに仕上げたい料理はこの方法が向いています。顆粒和風だし小さじ1/2+薄口醤油小さじ1で、白だし大さじ1分の目安です。顆粒だしにも塩分が入っているので、塩は味を見てから足してください。
薄口醤油は色が薄い代わりに、濃口醤油より塩分が多めです。濃口醤油しかない場合は、量を半分にして塩で補ってください。
3. 顆粒だし+塩:色をまったくつけたくないとき
醤油も使わず、顆粒和風だし小さじ1/2+塩ふたつまみで作る方法です。醤油の香りはなくなりますが、色はつきません。白いままの卵焼きや、だし巻き卵に向いています。
反対に、めんつゆの代わりに白だしを使うには?
白だしはめんつゆより甘みが少なく、色も薄いので、そのままだと物足りない味になります。めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1の代わりなら、白だし小さじ2+醤油小さじ1/2+砂糖小さじ1/2くらいが目安です。
そばつゆのように色と甘みが大事な料理では、醤油とみりんを多めに足します。
料理別:おすすめの代用
| 料理 | いちばんのおすすめ | 次点 |
|---|---|---|
| お吸い物 | 顆粒だし+薄口醤油 | 顆粒だし+塩 |
| 茶わん蒸し | 顆粒だし+薄口醤油 | めんつゆ(少なめ) |
| だし巻き卵 | 顆粒だし+塩 | めんつゆ |
| うどん・煮物 | めんつゆ | 顆粒だし+薄口醤油 |
| 浅漬け | 顆粒だし+塩 | めんつゆ |
よくある質問
白だしを「だし」の代わりに使える?
使えますが、白だしには塩分が入っています。水で薄めてだしとして使う場合は、レシピの醤油や塩を減らしてください。
白だしの代わりにみりんは使える?
みりんは甘みを加える調味料で、だしや塩気の代わりにはなりません。みりんがない場合の代わりについては、みりんの代用で紹介しています。
まとめ
うどんや煮物なら、めんつゆを倍率に合わせて使えば白だしの代わりとして十分です。お吸い物や茶わん蒸しのように色をきれいに仕上げたい料理は、顆粒だし+薄口醤油で作ってください。


