バターの代用7選!マーガリンや油の分量換算表つき

バターの代用7選(分量換算表つき)

お菓子や料理を作り始めてから、バターがないと気づいた。そんなときは、マーガリンやサラダ油、オリーブオイルで代用できます。

ただし、バターは油脂が約8割で、残りは水分などです。代用品によっては分量の調整が必要です。

以下、バターの代わりになる7つの食材をまとめました。分量の換算と、料理・お菓子それぞれの向き不向きを表にしています。

結論:マーガリンなら同じ量、油なら8割

  • マーガリン…同じ量でOK。料理にもお菓子にも使える
  • サラダ油…バターの8割の量で。炒め物・マフィン・蒸しパンに
  • オリーブオイル…バターの8割の量で。パスタ・ソテーに
目次

バター・マーガリン・ファットスプレッドの違い

売り場で並んでいるこの3つは、油脂の割合で分けられています。

種類原料の脂油脂の割合
バター牛乳の脂肪(乳脂肪)乳脂肪分80%以上
マーガリン主に植物油油脂80%以上
ファットスプレッド主に植物油油脂80%未満

マーガリンは、油脂の割合がバターとほぼ同じです。そのため同じ量で置き換えられます。

一方、ファットスプレッドは水分が多めです。焼き菓子に使うと、仕上がりが変わりやすくなります。

バターの代用 分量換算表

バター10gを置き換えるときの目安です。

代用品バター10gの代わりに料理お菓子
マーガリン10g◎◎
ファットスプレッド10g◎△
サラダ油(米油など)約8g(小さじ2)◎○(しっとり系)
オリーブオイル約8g(小さじ2)◎△
ココナッツオイル8〜10g○○
ショートニング8〜10g△◎(サクサク系)
マヨネーズ10g○(トースト・炒め物)×

※液体の油は水分を含まないため、バターの約8割の量が目安です。

1. マーガリン:量も使い方もバターとほぼ同じ

マーガリンは、バターと同じく油脂が80%以上です。同じ量でそのまま置き換えられます。炒め物・トースト・クッキー・ケーキなど、ほとんどの用途で使えます。

ただし、バター特有の乳の香りやコクは弱くなります。お菓子に使う場合は、バニラエッセンスを少し足すと香りが補えます。

また、多くのマーガリンには塩分が入っています。無塩バターの代わりに使うときは、レシピの塩を少し減らしてください。

2. ファットスプレッド:料理ならOK、お菓子は注意

パンに塗るタイプとして売られている商品の多くは、ファットスプレッドです。油脂が80%未満で、水分が多めです。炒め物やトーストなら問題なく使えます。

クッキーやパイに使うと、サクサク感が出にくくなります。生地もだれやすくなります。お菓子作りでは、パッケージの「種類別」がマーガリンになっているものを選びましょう。

3. サラダ油:しっとり系のお菓子に向く

サラダ油や米油などの液体の油は、バターの約8割の量で代用します。炒め物のほか、マフィンや蒸しパンなどのしっとり系の焼き菓子に向いています。

反対に、向かないレシピもあります。バターをクリーム状に泡立てて空気を含ませるもの(バタークッキー、バターケーキの一部など)です。冷たいバターを使うパイ・スコーンにも向きません。

4. オリーブオイル:パスタやソテーに

オリーブオイルも、バターの約8割の量が目安です。香りが強いので、パスタ・ムニエル・ソテー・ガーリックトーストなどの料理に向いています。

お菓子に使うなら、香りのおだやかな「ピュアオリーブオイル」を選ぶと失敗しにくいです。

5. ココナッツオイル:固形なのでお菓子にも使える

ココナッツオイルは、約24℃以下で固まる性質があります。固形のまま使えばバターに近い使い方ができます。

クッキーやタルト生地にも使えます。ただしココナッツの香りが出るので、香りを生かしたお菓子向きです。

6. ショートニング:サクサク系のお菓子に

ショートニングは植物油脂を加工したもので、ほぼ100%が油脂です。風味はありませんが、クッキーやパイ、スコーンがサクサクに仕上がります。バターの香りがないぶん、あっさりした焼き上がりになります。

7. マヨネーズ:トースト・炒め物に

マヨネーズは、油と卵と酢でできています。トーストや炒め物なら、バターの代わりになります。

パンに塗って焼くと、こんがり香ばしくなります。炒め物ではコクが出ます。酸味と卵の味があるので、お菓子には向きません。

料理別:おすすめの代用

料理・お菓子いちばんのおすすめ次点
トーストマーガリンマヨネーズ
炒め物・ソテーオリーブオイルサラダ油
ホワイトソースマーガリンサラダ油
クッキーマーガリンショートニング
マフィン・蒸しパンサラダ油マーガリン
パイ・スコーンショートニングマーガリン(冷やして使う)

よくある質問

有塩バターと無塩バターは入れ替えられる?

料理なら、入れ替えても大きな問題はありません。有塩バター10gに含まれる塩は約0.2gです。無塩バターの代わりに有塩バターを使うときは、レシピの塩をその分控えると味が整います。

お菓子作りでは塩味が目立ちやすいので、無塩を使うのが基本です。

牛乳でバターの代わりになる?

牛乳の脂肪分は約4%しかないため、バターの代わりにはなりません。ホワイトソースなどで「バター+牛乳」を使うレシピなら、バターの部分をマーガリンやサラダ油に置き換えてください。

生クリームの代わりにしたい場合は、生クリームの代用で牛乳+バターの分量を紹介しています。

カロリーを抑えたいときは?

マーガリン・ファットスプレッド・油類も、バターと同じく脂質が多い食品です。カロリーを抑えたいなら、置き換えるより使う量そのものを減らすほうが効果的です。

まとめ

バターがないときは、マーガリンなら同じ量で代用できます。サラダ油やオリーブオイルなら、8割の量が目安です。

お菓子作りでは、しっとりさせたいなら油を選んでください。サクサクにしたいなら、マーガリンかショートニングです。

参考

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