結論から言うと、関関同立の偏差値は50.0〜70.0です。
4校で57学部あり、そのうち上限が60.0以上の学部は18個。
その18個のうち12個が同志社です。
つまり「関関同立の偏差値」と一口に言っても、実態は「同志社の偏差値」と「それ以外の偏差値」に分かれます。
この記事では、河合塾のボーダー偏差値を57学部ぶん全部並べます。
4校をひと目で比べる
| 大学 | 学部数 | 偏差値(下〜上) | 上限60.0以上の学部 | いちばん高い学部 |
|---|---|---|---|---|
| 同志社 | 14 | 55.0〜62.5 | 12 | グローバル・コミュニケーション、社会(62.5) |
| 立命館 | 15 | 50.0〜67.5 | 3 | 国際関係(67.5) |
| 関西 | 14 | 50.0〜60.0 | 2 | 外国語、環境都市工(60.0) |
| 関西学院 | 14 | 50.0〜70.0 | 1 | 国際(70.0) |
2025年8月時点の値です。立命館のデザイン・アート学部は、数字が出ていなかったので除いています。
表を見て最初に気づくのは、いちばん高い学部が同志社にはないことです。
1位は関西学院の国際学部で70.0、2位は立命館の国際関係学部で67.5です。
同志社の最高は62.5です。
「関関同立で一番難しいのは同志社」は、平均の話としては正しいのですが、頂上の話としては間違いです。頂上にいるのは、名前に「国際」と付く学部です。関西では、国際と付けると偏差値が10上がります。
主要学部を横に並べる
| 学部 | 同志社 | 関西 | 関西学院 | 立命館 |
|---|---|---|---|---|
| 法 | 60.0 | 55.0〜57.5 | 52.5〜57.5 | 55.0 |
| 経済 | 60.0 | 55.0〜57.5 | 55.0 | 52.5〜55.0 |
| 商・経営 | 60.0 | 55.0〜57.5 | 55.0〜57.5 | 57.5 |
| 文 | 57.5〜60.0 | 52.5〜57.5 | 52.5〜55.0 | 52.5〜60.0 |
| 社会 | 55.0〜62.5 | 55.0〜57.5 | 52.5〜57.5 | 52.5〜55.0(産業社会) |
| 理工系 | 57.5〜60.0 | 50.0〜60.0 | 50.0〜55.0 | 50.0〜57.5 |
同志社は、法・経済・商がそろって60.0です。幅すらありません。
残りの3校は、だいたい52.5〜57.5のあいだに収まっています。
同志社と2番手の差は、2.5〜5です。2番手から4番手までの差は、ほぼゼロです。
関大・関学・立命館のどこが上かを偏差値で決めようとしても、決まりません。
決まらないので、関関同立の序列では別の数字を持ち出しました。
下限50.0の学部が、関学に7つある
上ばかり見てきたので、下も見ます。下限が50.0の学部を数えました。
- 関西学院: 7学部(教育、神、人間福祉、総合政策、理、工、生命環境)
- 関西: 3学部(環境都市工、システム理工、人間健康)
- 立命館: 1学部(理工)
- 同志社: なし(最低でも55.0)
関西学院は、14学部のうち半分が下限50.0です。
一方で、国際学部は70.0まであります。同じ大学の中に、20の差があります。
関学は、頂上と裾野の両方を持っている大学です。
「関学の偏差値は?」と聞かれて、70と答えても50と答えても、嘘にはなりません。
聞いた相手がどちらを言うかで、その人が関学をどう思っているかが分かります。
知恵袋では「昔はもっと高かった」と言われている
関関同立の偏差値が下がったのはなぜですか??
2007年頃は河合塾偏差値で60以上あったと記憶していますが、同志社以外は今ほとんどが55、低いところだと52.5くらいになっていました。
昔の数字はこの記事では確認していないので、本当に下がったのかどうかは分かりません。
ただ、今の数字が「同志社以外は55前後」なのは、上の表のとおりです。
どの大学群にも、「昔はもっと上だった」と言う人がいます。たいてい、その人が受験した年がピークです。
57学部の偏差値一覧
最後に、全学部の一覧です。
同志社大学
| 学部 | 偏差値(下〜上) |
|---|---|
| 文 | 57.5〜60.0 |
| 心理 | 60.0 |
| 神 | 55.0 |
| グローバル・コミュニケーション | 57.5〜62.5 |
| グローバル地域文化 | 57.5〜60.0 |
| 社会 | 55.0〜62.5 |
| 法 | 60.0 |
| 政策 | 60.0 |
| 経済 | 60.0 |
| 商 | 60.0 |
| 理工 | 57.5〜60.0 |
| 生命医科 | 55.0〜60.0 |
| スポーツ健康科 | 55.0 |
| 文化情報 | 57.5〜60.0 |
関西大学
| 学部 | 偏差値(下〜上) |
|---|---|
| 文 | 52.5〜57.5 |
| 外国語 | 57.5〜60.0 |
| 社会 | 55.0〜57.5 |
| 社会安全 | 52.5 |
| 法 | 55.0〜57.5 |
| 政策創造 | 52.5〜57.5 |
| 経済 | 55.0〜57.5 |
| 商 | 55.0〜57.5 |
| 環境都市工 | 50.0〜60.0 |
| 化学生命工 | 52.5〜57.5 |
| システム理工 | 50.0〜55.0 |
| 人間健康 | 50.0〜52.5 |
| 総合情報 | 52.5〜55.0 |
| ビジネスデータサイエンス | 52.5 |
関西学院大学
| 学部 | 偏差値(下〜上) |
|---|---|
| 文 | 52.5〜55.0 |
| 教育 | 50.0〜55.0 |
| 神 | 50.0 |
| 社会 | 52.5〜57.5 |
| 人間福祉 | 50.0〜52.5 |
| 国際 | 60.0〜70.0 |
| 法 | 52.5〜57.5 |
| 総合政策 | 50.0〜52.5 |
| 経済 | 55.0 |
| 商 | 55.0〜57.5 |
| 理 | 50.0〜52.5 |
| 工 | 50.0〜55.0 |
| 生命環境 | 50.0〜52.5 |
| 建築 | 52.5 |
立命館大学
| 学部 | 偏差値(下〜上) |
|---|---|
| 文 | 52.5〜60.0 |
| 総合心理 | 57.5〜60.0 |
| 産業社会 | 52.5〜55.0 |
| 国際関係 | 57.5〜67.5 |
| 法 | 55.0 |
| 政策科 | 55.0〜57.5 |
| 経済 | 52.5〜55.0 |
| 経営 | 57.5 |
| 食マネジメント | 52.5 |
| 情報理工 | 57.5 |
| 理工 | 50.0〜57.5 |
| 生命科 | 52.5〜55.0 |
| 薬 | 52.5〜55.0 |
| 映像 | 52.5 |
| スポーツ健康科 | 52.5 |
まとめ
関関同立の偏差値は50.0〜70.0で、上限が60.0以上の学部は57のうち18です。その3分の2を同志社が占めています。
なお、偏差値は模試によって10近く変わります。ここに載せたのは河合塾の数字で、ベネッセの数字だともっと高く出ます。ネットで「関関同立は偏差値65以上」と書いている人がいたら、嘘をついているのではなく、別の模試を見ています。そのあたりは関関同立と産近甲龍はどっちが上?で書きました。
出典
- 偏差値: 河合塾Kei-Netのボーダー偏差値(塾選ジャーナル掲載、2025年8月21日閲覧)

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