関西の私立大学の序列は、上から「関関同立→産近甲龍→摂神追桃」です。
3段目には「外外経工佛」も並んでいます。その次は、呼び名が決まっていません。
関東は早慶上理からMARCH、成成明学獨國武、日東駒専、大東亜帝国と5段も6段も続きます。
関西は3段で名前が尽きます。この記事では、関西の私立の並びを1枚の表にまとめます。
関西私大の序列を一枚にまとめる
| 段 | 大学群 | 大学 | 偏差値(下〜上) | 関東でいうと |
|---|---|---|---|---|
| (別枠) | 京阪神 | 京都・大阪・神戸(国立) | — | — |
| 1 | 関関同立 | 関西・関西学院・同志社・立命館 | 50.0〜70.0 | MARCH |
| 2 | 産近甲龍 | 京都産業・近畿・甲南・龍谷 | 40.0〜55.0 | 日東駒専 |
| 3 | 摂神追桃 | 摂南・神戸学院・追手門学院・桃山学院 | 35.0〜50.0 | 大東亜帝国 |
| 3 | 外外経工佛 | 関西外国語・京都外国語・大阪経済・大阪工業・佛教 | 37.5〜57.5 | 大東亜帝国 |
| 4 | (決まった呼び名なし) | — | — | 関東上流江戸桜 |
河合塾のボーダー偏差値です。医学部は除いています。調べた時期が大学群ごとに少し違うので、目安として見てください。「関東でいうと」は、世間でよく言われる対応をそのまま書いたものです。
上限だけを見ると、70.0、55.0、50.0と、きれいに段になっています。
ただし外外経工佛の57.5だけが段を乱しています。
関西外国語大学の数字で、1つ上の産近甲龍の上限を超えています。
3段目から2段目を見下ろしている大学が1校いるわけです。
それぞれの中身は、次の記事にまとめています。
摂神追桃の「その次」は何と呼ぶのか
関西の人が毎月検索しているのが、「関関同立 産近甲龍 摂神追桃 次」です。3つ覚えたら、4つめが気になります。
関西の大学。
関関同立→産近甲龍→この次の4大学はなんというのですか?
こちらは3段目の名前を聞いている古い質問です。回答には、摂神追桃のほかに「二南四学院」という呼び名が出てきます。
阪南・摂南・桃山学院・神戸学院・追手門学院・大阪学院の6校を指す言葉で、以前はこちらが使われていた、という説明でした。
つまり3段目ですら、呼び名が入れ替わっています。4段目になると、さらにあいまいです。
「神姫流兵」などの呼び名を見かけることはありますが、摂神追桃のように誰にでも通じる言葉にはなっていません。
大学群の名前は、下に行くほど作られなくなります。名前を付けて比べたい人が減るからです。関関同立と産近甲龍の差は何百回も議論されますが、4段目と5段目の差を議論する人はほとんどいません。序列は、上のほうにしか需要がないのです。
3段目どうしの比べ方は産近甲龍の下はどこかに、2段目と1段目の比べ方は関関同立と産近甲龍はどっちが上かに書きました。
関西の序列が関東より短い理由
関東の私立は、いちばん上に早稲田と慶應がいます。関西には、早慶にあたる私立がありません。
関西でいちばん上にいるのは、京都大学・大阪大学・神戸大学の国立3校です。
私立の先頭である関関同立は、関東でいえばMARCHと比べられる位置から始まります。関東の序列から、上の1段を取り外したような形です。
そのため関西では、「私立でいちばん上」に入っても、その上に国立が3つ見えています。
関関同立の人が東京のMARCHを気にする一方で、地元では京阪神を見上げている。上にも横にも、比べる相手がいます。関東でいうとどこにあたるかは、関関同立は関東で言うとどこかで学部別に並べました。
関西の大学群は、全部漢字でできている
関東の大学群には、MARCH、SMART、TOCKYと、アルファベットのものがいくつもあります。関西の私立は、関関同立、産近甲龍、摂神追桃、外外経工佛。すべて漢字です。
産近甲龍も摂神追桃も、初めて見ると四字熟語か故事成語のようです。
「摂神追桃」などは、中国の古い話に出てきそうな字面をしています。意味はありません。大学の頭の字を4つ並べただけです。
関西は、横文字にする気がまったくありません。関東が頭文字をアルファベットにして英単語のふりをさせているあいだ、関西は漢字を4つ並べて、それで済ませています。
飾らないと言えば聞こえはいいのですが、外外経工佛あたりは、さすがにもう少し考えてもよかったと思います。
まとめ
- 関西私大の序列は、関関同立→産近甲龍→摂神追桃・外外経工佛
- その次の呼び名は、広く通じるものがない
- 関東でいうと、関関同立はMARCH、産近甲龍は日東駒専、摂神追桃は大東亜帝国にあたるとされる
- 関西には早慶にあたる私立がなく、いちばん上は国立の京阪神
関西の私立の序列は、漢字4文字を3回となえれば終わります。関東に比べて短く、分かりやすく、その分、1段の差が重く受け取られます。3つしか段がないので、どの段にいるかをごまかす場所がありません。

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