大東亜帝国の偏差値を54学部ぜんぶ並べてみた結果、法・経済・経営のトップは国士舘だった

大東亜帝国の偏差値を54学部ぜんぶ並べてみた結果、法・経済・経営のトップは国士舘だった

結論から言うと、大東亜帝国の偏差値は35.0〜65.0です。

東海と帝京の医学部を除くと、35.0〜52.5になります。

5校で54学部あり、そのうち47個は、偏差値がすべて50.0未満です。割合にすると87%です。

学部ごとに並べると、意外なことも分かります。法・経済・経営の3つは、どれも国士舘がトップでした。

この記事では、河合塾のボーダー偏差値を全学部ぶん並べます。

5校の順位は大東亜帝国の序列、Fランかどうかは大東亜帝国はFラン?で扱っているので、ここでは学部ごとの数字だけを見ます。

目次

5校をひと目で比べる

大学学部数偏差値(下〜上)上限50.0以上の学部いちばん高い学部(医学部を除く)
東海2335.0〜65.04文、文化社会、海洋(50.0)
帝京1035.0〜65.02文(50.0)
国士舘735.0〜52.51政経(52.5)
大東文化835.0〜47.50文、スポーツ・健康科(47.5)
亜細亜635.0〜42.50国際関係、経済、経営(42.5)

2027年度入試用の偏差値で、2026年9月時点の値です。

医学部を除くと、5校でいちばん高いのは国士舘の政経学部で、52.5です。東海と帝京は50.0が最高です。

学部の数は、東海が23で飛び抜けています。残りの4校を合わせると31なので、大東亜帝国の学部の4割以上は東海です。

亜細亜は、6学部すべてが35.0〜42.5に収まります。どの学部を受けても、難しさがほとんど変わりません。

54学部のうち47学部が、すべて50.0未満

区分学部数割合
偏差値がすべて50.0以上12%
50.0をまたぐ611%
偏差値がすべて50.0未満4787%
合計54100%

偏差値がすべて50.0以上の学部は、帝京の医学部の1つだけです。50.0をまたぐ学部が6つ、残りの47はすべて50.0未満です。

同じ数え方で、3つの大学群を並べます。

大学群すべて50.0以上50.0をまたぐすべて50.0未満
日東駒専(54)26%50%24%
産近甲龍(48)23%31%46%
大東亜帝国(54)2%11%87%

日東駒専は、50.0を境にして上と下がほぼ同じ数でした。

大東亜帝国は、ほぼすべてが50.0の下側にあります。

大東亜帝国と日東駒専は、たまたま学部の数が同じ54です。同じ数の学部を並べて、「すべて50.0未満」が13個と47個です。「日東駒専の1つ下」の1つは、かなり大きな1つです。

日東駒専と産近甲龍の数字は、日東駒専の偏差値と産近甲龍の偏差値にまとめています。

主要学部を横に並べると、国士舘が強い

大学法経済経営文理工系
国士舘42.5〜47.545.0〜52.5(政経)45.042.5〜47.540.0〜42.5
東海40.040.0〜42.5(政治経済)40.042.5〜50.035.0〜47.5(理・工)
帝京40.037.5〜42.5—40.0〜50.035.0〜40.0
大東文化35.0〜42.540.0〜45.040.0〜42.535.0〜47.5—
亜細亜40.042.535.0〜42.5——

法・経済・経営の3つは、すべて国士舘がトップです。

国士舘の法学部は下限が42.5で、東海・帝京・亜細亜の法学部(40.0)より高くなっています。

経営学部の45.0も、他の4校の経営系の上限を上回ります。

東海と帝京がトップになるのは、文学部の50.0です。理工系も、東海の理学部が上限47.5で最も高くなっています。

知恵袋には、大東亜帝国の偏差値では東海と帝京がトップというのは本当かを尋ねる投稿があります。

大学全体で見ればそのとおりですが、文系の主要学部に限ると、トップは国士舘です。

国士舘は、名前の印象から体育や武道の大学だと思われがちです。ところが偏差値で見ると、いちばん高いのは政経学部で、下限がいちばん低いのが体育学部(35.0〜45.0)です。イメージと数字が逆になっています。

東海は23学部、北海道から熊本まである

学部所在地偏差値
国際文化北海道37.5〜40.0
生物北海道35.0〜40.0
海洋静岡37.5〜50.0
人文静岡37.5
農熊本35.0〜37.5
文理融合熊本37.5〜40.0

東海の23学部のうち6つは、北海道・静岡・熊本にあります。このうち5つは、上限が40.0以下です。

例外は静岡の海洋学部で、上限が50.0あります。東海の中でも、文学部や文化社会学部と並ぶ高さです。

海のそばでしか学べないことは、場所が遠くても人が集まります。

日本大学は福島と千葉、近畿大学は和歌山・広島・福岡の学部が、それぞれいちばん下でした。東海も同じ形です。学部の多い大学は、どこも遠くのキャンパスが下限を作っています。

「昔は偏差値50くらいだった」のか

知恵袋には2025年7月に、大東亜帝国は20年前や30年前には偏差値50くらいだったのか、今は35〜40くらいではないか、と尋ねる投稿があります。

大東亜帝国の偏差値について
20年前、30年前は偏差値50くらいでだったのですか?

現在は35〜40くらいですよね、少子化でレベル下がっている感じなのでしょうか。

昔の数字は手元にないので、今の数字だけ答えます。54学部を上限で分けると、こうなります。

上限学部数割合
40.0以下1731%
42.5〜47.53056%
50.0以上713%

「35〜40くらい」に全体が収まる学部は、54のうち17です。いちばん多いのは、上限が42.5〜47.5の学部で、半分を超えます。

「今は35〜40」は、少し低く見積もりすぎです。

ただし「偏差値50」に届く学部が7つしかないのも事実です。

大東亜帝国の今の中心は、40台前半です。

日東駒専の真ん中に届く学部は、54のうち7

大学群学部数上限が50.0以上の学部
日東駒専5441
大東亜帝国547

上限が50.0に届く学部は、日東駒専が41個、大東亜帝国が7個です。

大東亜帝国の7個は、東海の文・文化社会・海洋・医、帝京の文・医、国士舘の政経です。

この7学部が、日東駒専と重なっている部分です。

「大東亜帝国の上位は日東駒専レベル」と言えるのは、この7つの話です。

逆向きの重なりは、日東駒専の下はどこ?で見ています。

54学部の偏差値一覧

東海大学

学部偏差値(下〜上)
文42.5〜50.0
文化社会42.5〜50.0
教養37.5〜45.0
児童教育42.5〜47.5
観光42.5
国際37.5〜42.5
法40.0
政治経済40.0〜42.5
経営40.0
理37.5〜47.5
工35.0〜45.0
情報理工40.0〜42.5
情報通信37.5〜40.0
建築都市40.0〜45.0
体育35.0〜45.0
健康35.0〜40.0
医47.5〜65.0
海洋(静岡)37.5〜50.0
人文(静岡)37.5
国際文化(北海道)37.5〜40.0
生物(北海道)35.0〜40.0
農(熊本)35.0〜37.5
文理融合(熊本)37.5〜40.0

帝京大学

学部偏差値(下〜上)
文40.0〜50.0
教育40.0〜42.5
外国語40.0〜47.5
法40.0
経済37.5〜42.5
理工35.0〜40.0
医65.0
薬37.5
医療技術35.0〜47.5
福岡医療技術37.5〜40.0

国士舘大学

学部偏差値(下〜上)
政経45.0〜52.5
法42.5〜47.5
文42.5〜47.5
経営45.0
21世紀アジア40.0〜42.5
理工40.0〜42.5
体育35.0〜45.0

大東文化大学

学部偏差値(下〜上)
文35.0〜47.5
外国語35.0〜42.5
社会40.0〜45.0
国際関係40.0
法35.0〜42.5
経済40.0〜45.0
経営40.0〜42.5
スポーツ・健康科37.5〜47.5

亜細亜大学

学部偏差値(下〜上)
国際関係40.0〜42.5
社会40.0
法40.0
経済42.5
経営35.0〜42.5
健康スポーツ科37.5

東海大学の医学部は、医学科が65.0、看護学科が47.5です。

まとめ

  • 大東亜帝国の偏差値は35.0〜65.0。医学部を除くと35.0〜52.5
  • 54学部のうち47学部(87%)が、すべて50.0未満
  • 医学部を除く最高は国士舘の政経学部(52.5)。法・経済・経営は国士舘がトップ
  • 東海は23学部で、5校の学部の4割以上を占める
  • 上限が50.0に届く学部は7つ。日東駒専は41

大東亜帝国は、名前では5校が横並びですが、学部で見ると「数の東海、文系の国士舘」です。

帝国というわりに、統一感はありません。

出典

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