結論から言うと、関関同立の1つ下は「産近甲龍」です。
京都産業・近畿・甲南・龍谷の4校を指します。
ただし、学部ごとに偏差値を並べると、境目ははっきりしません。関関同立のいちばん下の学部と、産近甲龍のいちばん上の学部が、同じ高さで重なっています。
数えてみると、どちらも11学部ずつでした。
一般に言われている並び
| 位置 | 大学群 | 大学 |
|---|---|---|
| ここ | 関関同立 | 関西・関西学院・同志社・立命館 |
| 1つ下 | 産近甲龍 | 京都産業・近畿・甲南・龍谷 |
| 2つ下 | 摂神追桃・外外経工佛 | 摂南・神戸学院・追手門学院・桃山学院 ほか |
関西の私立は、この3段で覚えられています。関関同立の下は産近甲龍。
関西の人なら、まず迷いません。
「関関同立の下」は月に590回検索されています。「産近甲龍の下」は2,900回なので、5分の1です。
関関同立の人は、産近甲龍の人ほどには下を気にしていません。
それでも月に590回は、下を確かめています。
関関同立のいちばん下は、11学部ある
| 大学 | 下限が50.0の学部 | 数 |
|---|---|---|
| 関西学院 | 教育・神・人間福祉・総合政策・理・工・生命環境 | 7 |
| 関西 | 環境都市工・システム理工・人間健康 | 3 |
| 立命館 | 理工 | 1 |
| 同志社 | なし(最低でも55.0) | 0 |
河合塾のボーダー偏差値で、関関同立のいちばん低い数字は50.0です。その50.0が付いている学部を数えました。2025年8月時点の値です。
合わせて11学部。そのうち7つが関西学院です。関西学院は14学部のうち半分が、関関同立の最低ラインにいます。同志社には1つもありません。
「関関同立の下」を探すと、産近甲龍へ行く前に、まず関西学院の7学部に行き当たります。
産近甲龍のいちばん上も、11学部ある
| 大学 | 下限が50.0以上の学部 | 数 |
|---|---|---|
| 近畿 | 医・法・経済・経営・建築・薬・総合社会・情報・看護 | 9 |
| 甲南 | 経営・グローバル教養学環 | 2 |
| 龍谷 | なし | 0 |
| 京都産業 | なし | 0 |
今度は、産近甲龍の側から数えます。いちばん低い方式でも50.0以上ある学部です。2026年9月時点の値です。
こちらも合わせて11学部。そのうち9つが近畿大学です。
関関同立の下から11学部と、産近甲龍の上から11学部。同じ数の学部が、50.0という同じ線の上に並んでいます。調べた時期が1年ずれているので、ぴったり同じとは言えません。それでも、2つの大学群が境目で重なっていることは確かです。
近畿大学の5学部は、関西学院の7学部より下限が高い
もう少し細かく見ます。産近甲龍の11学部のうち、下限が52.5以上ある学部が、近畿の医学部を除いて6つあります。
- 近畿:法(52.5〜55.0)、建築(52.5〜55.0)、情報(52.5〜55.0)、薬(52.5)、看護(55.0)
- 甲南:グローバル教養学環(52.5)
この6学部は、いちばん低い方式でも52.5です。関関同立の11学部は、いちばん低い方式が50.0です。
下限どうしで比べると、近畿の法学部は、関西学院の教育学部や総合政策学部より上にあります。
もちろん、上限は関関同立のほうが高い学部がほとんどです。関西学院には70.0の国際学部もあります。
大学全体として関関同立が上であることは、動きません。
ただ、「関学に受かった人は、近大の全学部に受かる」というほどの差はありません。
近大の法学部に落ちて、関学の下のほうの学部に受かる人がいても、数字のうえでは不思議ではないのです。
関西で「関関同立か、産近甲龍か」は、人生を分ける線のように語られます。
その線は、いちばん細いところでは、偏差値2.5ぶんの逆転を含んでいます。
知恵袋では、「関関同立より下はどこも同じ」と言われている
就活において、関関同立より下はどこの大学でも変わらんと兄に言われたんですが本当ですか?龍谷と追手門ぐらいだと流石に変わる気がします。
龍谷と追手門学院くらいだと、さすがに変わる気がする、と質問は続きます。
「関関同立より下はどこも同じ」。関西で、わりとよく聞く言い方です。
上にいる人ほど、下をひとまとめにします。
これは、上から下を見たときにだけ成り立つ話です。山の上から見ると、ふもとの町はどれも同じに見えます。町に住んでいる人にとっては、隣町とは別の町です。
産近甲龍と摂神追桃のあいだにも、偏差値でははっきり差があります。
「どこも同じ」と言うお兄さんは、おそらく関関同立か、それより上にいます。
下の段の違いが見えないのは、見る必要がなかったからです。
- 関関同立と産近甲龍はどっちが上か:8校の比べ方
- 関関同立の偏差値:57学部の一覧
- 産近甲龍の偏差値:48学部の一覧
- 産近甲龍の下はどこか:さらに下の段
- 関西私大の序列:全体を1枚で
まとめ
- 関関同立の1つ下は産近甲龍(京都産業・近畿・甲南・龍谷)
- 関関同立で下限50.0の学部は11。そのうち7つが関西学院
- 産近甲龍で下限50.0以上の学部も11。そのうち9つが近畿
- 近畿の法・建築・情報・薬・看護は下限52.5以上で、関関同立の下の11学部より下限が高い
関関同立の下は、産近甲龍です。ただし境目の線は、大学群の名前ほどはっきりしていません。
関関同立の下のほうは関西学院の中にあり、産近甲龍の上のほうは近畿大学の中にあります。
関西の序列は、8校の話のようでいて、実際には関学と近大の学部どうしの話です。

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