こんにちは。nerio(@neriopapa)です。
先日、駅で公衆電話のようなボックスを見かけました。

何かな?と思って調べたところ、「テレキューブ」というテレワーク用のスペースだとか。
確かに最近働き方改革の流れで流行ってますよね、テレワーク。
自宅で作業する場合もあれば、スタバでパソコン開いて作業する場合もあるし、サテライトオフィスを使う場合もあります。
勤務場所にとらわれない働き方をしましょうということでテレワークに取り組む会社も増えてきていますが、そうなると働く場所が不足するわけです。
そのニーズに応えるために作られたのがテレキューブ。
新しいもの好きの私としては試さずにはいられません。
ということで試してみました、テレキューブ。
本記事は「【完全防音で電話も自由】テレキューブを使ってみた!集中作業にもおすすめ。」について書いていきます。
※テレキューブには法人契約もあるのですが、本記事は個人契約の前提で書いています。
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テレキューブとは

テレキューブはテレワークのための作業用ブースです。
通常は施錠されており、スマホで予約や課金、ブースの解錠手続きをして使用します。
特徴①:防音仕様になっている
扉を閉めると密閉空間になり、周囲の音もほとんど聞こえないしこちらの音も外に漏れません。
電話会議やWeb会議などで声を出す必要がある時に便利ですね。
また、カフェ等ザワザワした環境だと集中できない場合は向いているかもしれません。
特徴②:完全個室で外から見えない
外の扉がくもりガラスになっていて、外から中を見ることはできません。
重要な資料を作ったり読んだりするような時に、覗き込まれる心配が無いですね。
設置場所は?
2019年12月現在、東京都・埼玉県・神奈川県に約15箇所設置されています。
詳細な設置場所については公式ウェブサイトをご確認ください。
現在はまだ小規模ですが、2020年には駅やオフィスビルのほか、レジデンス、商業施設、空港にも展開予定で、将来的には全国で500台の設置を目指しているそうです。
使用料金は?
個人で使用する場合、250円/15分となっています。1時間で1,000円。
15分単位で課金されます。
スタバで作業すれば500円くらいなので、1時間作業すると考えるとちょっと割高ですね。
会員登録時にクレジットカードを登録し、料金はカード決済します。
使用方法は?
スマホで会員登録すると、ウェブサイト上でブースを予約できるようになります。
予約時刻になったらブースにある画面に表示されている認証用QRコードを読み込むと、扉が解錠されます。
使い終わったらそのまま退室するだけでOKです。
テレキューブを実際に使ってみた

ということで使ってみました、テレキューブ。
会員登録
スマホのウェブサイトで会員登録します。
まずメールアドレスを入れて仮登録し、届いたメールから本登録に進みます。

本登録時に、名前・電話番号・クレジットカード番号等を入力します。

これで登録は完了です。
予約
登録したウェブサイト経由で予約します。(即時利用も可能です)
まず使用したい場所を選びましょう。
地図上のピンを選択します。

使用したい時間帯を選んで予約します。

予約時刻になったら現地に向かいます。
該当ブースにQRコードが表示されているので、読み込むと扉が解錠されます。

内部はどうなっているか
肝心のテレキューブ内部ですが、1人で座って余裕があるくらいのスペースがあります。
私が試したのは駅の構内にあるブースでしたが、駅のアナウンスが多少聞こえるくらいで、外の音はかなり軽減されていました。
机にパソコンを置いても結構なスペースが空いているので快適でした。

コンセントとUSB差込口もあります。

机の左側にはエアコンの送風口があります。

エアコンの操作もセルフサービス。

こちらがテレキューブ内のソファ。
1人なら余裕で座れるサイズです。

スタバと比較してみた
テレキューブとスタバで作業する場合を比較してみました。
テレキューブのメリットはその遮音性と密閉空間にあります。
その代わり料金は少し高めですしwifiもありません。
テレキューブ | スタバ | |
---|---|---|
料金 | △ 1,000円(1時間の場合) |
◯ 約500円 |
電源 | ◯ | △ 一部あり |
wifi | ☓ | ◯ |
冷暖房 | ◯ | ◯ |
静けさ | ◯ | △ たまにうるさい |
プライバシー | ◯ | △ 覗き込まれる可能性あり |
店舗数 | △ | ◯ |
テレキューブは完全にビジネス向けですね。
しかも電話やWeb会議でしゃべる必要がある人に使われそうです。
まとめ
使ってみた感想としては、かなり静かで快適なビジネス環境です。
ただそこそこ料金がかかるうえ結構場所を取るので、爆発的に増えることはなさそうかなと思いました。
首都圏の駅構内や空港で少しずつ設置数を増やしていけば、どうしても目に付くので知名度はかなり上がりそう。
静かな場所で作業したい、でも自宅だとやる気が出ない、という方は試してみてもいいかもしれません。
それでは、nerio(@neriopapa)でした。