こんにちは。株主優待大好きnerio(@neriopapa)です。
今回取り上げる株主優待は吉野家ホールディングスです。
牛丼の吉野家、のイメージが強いですが、実は「はなまるうどん」も吉野家グループの一つであり、もちろん優待券も使えます。
また、1年に2回、優待券が送られてくるので使い勝手もかなり良いです。
解説していきましょう。
優待内容の紹介
吉野家の株主優待は、店舗で使える商品券です。

吉野家の株を100株(優待取得のための最低単位)持っている場合、3,000円分の優待券が年に2回送られてきます。年間で計6,000円分(※)。
※1,000株、2,000株保有すると優待の額が2倍、4倍になるのですが、利回りが最も良い100株の場合で以下解説していきます。
送られてくる時期と有効期限は、
2月基準の優待券は5月上旬に届き、有効期限は翌年の5月末。
8月基準の優待券は11月中旬に届き、有効期限は翌年11月末 となっています。
ビックカメラと違い、ほぼ1年間使えます。(ビックカメラの優待有効期限は約半年間です)

また、優待券は300円ごとの10枚綴りになっています。少額でも使えるので更に使い勝手が良いです。
優待券はどこで使えるの?
優待券が使える店舗は下記の通りです。
吉野家(牛丼)
はなまるうどん(うどん)
千吉(カレーうどん)
京樽(寿司)
海鮮三崎港(寿司)
すし三崎丸(寿司)
ステーキのどん(ステーキ)
フォルクス(ステーキ)
しゃぶしゃぶどん亭(しゃぶしゃぶ)
こう見ると結構たくさんありますよね?
吉野家やはなまるうどんは全国展開しており、最寄駅の近くにあることが多いので便利だと思います。私もだいたい1〜2ヶ月に1度行くくらいですが、これだけで使い切ることができます。
配当+優待利回りはどれくらい?
まず購入に必要となるお金から。
この記事を書いている2019/10/15時点での吉野家ホールディングスの株価は2,693円です。
そのため、100株保有する場合は購入金額として269,300円必要です。
では、年間でいくらもらえるのか?というと、、、、
上記の通り、株主優待券は年間6,000円分もらえます。
その他、配当金が100株あたり2,000円(2018年実績)もらえるので、
合計8,000円。
269,300円の投資で8,000円が毎年入ってくることになります。利回りは3.0%。(※)
ちなみに、私のSBI証券のポートフォリオはこちら。

私が吉野家の株を購入したのは2017年の1月でした。この時の株価は1,611円だったので、161,100円で購入したことになります。当時の利回りは5%。
当時から見るとかなり株価は上がっていますが、それでも優待のおかげで利回りは3%。今でも魅力的な優待株であることに変わりはありません。
(※)勿論株価は変動するので利回りも変動します。また、優待内容が変更される可能性があることにも注意してください。投資はくれぐれも自己責任でお願いします!
業績もチェック!
2019年10月現在、吉野家の業績はかなり好調です。
牛丼の「超特盛」などの新メニューが好調で、人件費の高騰を吸収して営業増益となりました。
また、日米貿易交渉の結果、日本がアメリカ産牛肉にかけている38.5%の関税が段階的に引き下げられることが決定しました。
吉野家の牛丼は主にアメリカ産牛肉を使用しており、仕入コストが下がりそうだという期待が膨らんだため、最近株価は高騰しています。
業績が好調とは言うものの、今のタイミングで吉野家の株を買うのはちょっとリスクがあるかもしれません。
参考のため、吉野家の5年チャート。この5年で株価は約2倍になっています。ちょっと上がり過ぎかな。。

まとめ:利回りを計算する癖を付けよう
今回の吉野家のケースもそうですが、優待株を調べる際には「利回り」を計算する癖を付けるのが良いと思います。
私の場合、配当金と優待額を合わせた利回りの基準は「3.5%以上」。それ以下であれば(余程優待が魅力的である場合を除いて)購入しないようにしています。
吉野家の場合、私が購入した時点では基準をクリアしていたものの、現在は株価が上昇したため基準を下回っており、本来であれば売却を検討するタイミングです。(優待が魅力的なので放ったらかしにしていますが。)
限りある資金なので、投資する銘柄は慎重に選ばないといけませんね。
ではまた!