こんにちは。株主優待大好きnerio(@neriopapa)です。
今回取り上げる株主優待は日本商業開発 (3252)です。
日本商業開発は不動産投資を行う会社です。
「地主ビジネス」と呼ばれているのですが、土地を購入し、その土地をオーナーに貸すことで収益を得ています。また、その土地を貸す権利ごと他の会社に売却することもあります。
競合が参入しにくいビジネスモデルとなっており、売上規模は拡大しています。
その一方で、入手できる土地によって価値が大きく変わるため、業績にも波があります。
私もかなり株価が高いところで掴んでしまったため、絶賛含み損のまま株主優待をもらい続ける生活を続けています。いつか報われる日が来ることを願いつつ。
詳しく見ていきましょう。
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優待内容の紹介
日本商業開発の株主優待は「ジェフグルメカード」です。

これ、本当に多くのレストランで使えるんですよ。
我が家の近くにある店舗で言うとCoCo壱番屋、ジョリーパスタ、ガスト、モスバーガー、リンガーハット、などなど。
居酒屋も庄や、はなの舞、天狗、和民、魚民など多くのチェーン店をカバーしています。
基準日は3月と9月の2回あり、グルメカードは6月と12月頃に届きます。
額面は下記の通り。
保有株式数 | グルメカードの額面 |
---|---|
300株以上 | 3,000円分 × 2 |
700株以上 | 6,000円分 × 2 |
利回りが高いのは300株保有の場合なのですが、私はグルメカード欲しさに700株持っています。
配当+優待利回りはどれくらい?
まず購入に必要となるお金から。
この記事を書いている2019/11/13時点での日本商業開発の株価は1,530円です。
よって、300株保有のために必要なお金は459,000円、700株の場合は1,071,000円。
一方、年間のリターンがいくらになるかというと、
グルメカードが保有株数によって年間6000円分か12,000円分となり、配当金が100株あたり5,500円(2019年予想)もらえます。
保有株数 | 最低投資金額 | 配当+優待金額 | 利回り |
---|---|---|---|
300株 | ¥459,000 | ¥22,500 | 4.9% |
700株 | ¥1,071,000 | ¥50,500 | 4.7% |
※グルメカードの額面をそのまま配当金に加算して利回りを算出しています
利回り5%弱。かなり強力な優待です。
私のSBI証券のポートフォリオはこちら。

実は、この株は私が持っている全優待銘柄の中で最も含み損の額が大きいのです。
その額約30万円。
何度か損切りすることも考えたのですが、結局ズルズルとここまで来てしまった感があります。
通常はこうならないよう、損切りルールを決めて投資するのが重要。例えば含み損が10%を超えたら売る、といったように。
業績もチェック!
日本商業開発の業績ですが、ここ数年売上は好調なものの、利益にはムラがあります。
<会社ウェブサイトより抜粋>
売上高は毎年順調に伸びていますね。

一方、経常利益は波があります。
収益性の高い土地が入手できるかによって利益が大きく変動してしまうため、上図のようにデコボコした利益となっているわけです。
では株価の5年チャートを見てみましょう。

上下の波はあるものの、一貫して下がっているように見えます。
ただ、2019年に入ってからは底を打って反転しているようにも見える…?
ようやく買い時が訪れたかもしれません。(私が買ったタイミングはどう見ても早かった笑)
まとめ
日本商業開発、従業員の給料が高いことでも有名で、平均年収が1,500万円を超えています(2019年時点の情報)。
新卒採用にも力を入れており、またビジネスモデルが非常に珍しいため個人的には長く生き残る会社だと思っています。
株価も現在は割安な水準をキープしているので、興味がある方はチェックしてみてくださいね。
私は妻口座・子供口座ともにSBI証券で取引をしています。
SBIの特徴は下記記事にまとめましたので興味を持たれた方はよろしければご覧ください。

ネット証券会社はたくさんありますが、
で良いと思います。
ではまた!
(※)株価は常に変動するため利回りも変動します。また、当記事の内容は私の個人的な考えに基づいており、優待内容が変更される可能性があることにも注意してください。投資はくれぐれも自己責任でお願いします。