こんにちは。株主優待大好きnerio(@neriopapa)です。
今回取り上げる株主優待は明光ネットワークジャパン (4668)です。
明光ネットワークジャパンは個別指導塾の「明光義塾」を運営する会社です。
全国に約2,000教室を展開しており、生徒数は約11万人。塾・予備校業界ではかなり大きな規模を誇る会社です。
近年の少子化の中で利益率は減少傾向にありますが、何とか踏ん張っている印象ですね。
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優待内容の紹介
明光ネットワークジャパンの株主優待は「クオカード」です。
クオカードはスーパーやコンビニで使えるのでとても便利です。
ちなみに私はいつも優待でもらったクオカードを最寄りのコンビニで使っているので、店員さんに「クオカードの人」と認識されているようです笑
優待取得のために必要な最低単位は100株。
ポイントとなるのは、継続保有年数が3年を超えるとクオカードの額がグンと上がる点です。
<会社ウェブサイトより>
利回りの最も高い100株の場合、保有年数が3年を超えるとクオカードの額が3,000円に。
以下、100株保有の前提で解説します。
配当+優待利回りはどれくらい?
まず購入に必要となるお金から。
この記事を書いている2019/10/22時点での明光ネットワークジャパンの株価は974円です。
そのため、100株保有する場合は購入金額として97,400円必要です。
一方、年間に取得できる額は、
保有期間が3年未満ならクオカード1,000円、3年以上なら3,000円分。
その他、配当金が100株あたり3,000円(2019年予想)もらえます。
保有期間 | 投資金額 | 配当+優待金額 | 利回り |
---|---|---|---|
3年未満 | ¥97,400 | ¥4,000 | 4.1% |
3年以上 | ¥97,400 | ¥6,000 | 6.2% |
3年以上保有している場合、利回りは6%を超えます。
通常でも4.1%とかなり高めですね。
ちなみに、私のSBI証券のポートフォリオはこちら。

私が明光ネットワーク株を購入したのは2017年の1月です。
株価が低迷しているので含み損がかなり大きくなってしまいましたが、ようやく2020年には保有して3年になるので、クオカード3,000円の恩恵を受けられます。
業績もチェック!
気になる明光ネットワークの業績ですが、あまり芳しくありません。
売上はここ4年間横ばいが続いていますが、経常利益は右肩下がりです。
<会社ウェブサイトより>
ただ、2019年度の経常利益は持ち直して1,907百万円となっており、ここで減少を食い止められるかどうかが重要です。
子どもの数が減っている以上、塾・予備校業界がここから大きく成長するのは難しいと私は考えています。
明光ネットワークの場合も株主優待の長期優遇を続けている限り保有し続けますが、優待が廃止されたら売却予定です。
では株価の5年チャートを見てみましょう。

近年は株価も低迷していますね。しばらくは底値の900円〜1,000円をウロウロするのではないかと見ています。
まとめ
明光ネットワークジャパンの株主優待は長期優遇措置があり、3年間待てばかなり高い利回りの恩恵を受けることができます。
ただ業績はあまり良くないので、株主優待の改悪/廃止リスクもあります。投資される際は注意が必要な銘柄といえます。
ではまた!
(※)株価は常に変動するため利回りも変動します。また、当記事の内容は私の個人的な考えに基づいており、優待内容が変更される可能性があることにも注意してください。投資はくれぐれも自己責任でお願いします。