こんにちは。株主優待大好きnerio(@neriopapa)です。
今回取り上げる株主優待は上新電機 (8173)です。
街中やロードサイドに「Joshin」の看板を見かけたことはありませんか?
そう、上新電機は家庭電化製品を扱う店舗を運営している会社です。
ビックカメラやヤマダ電機と似たような会社ですね。
この上新電機、株主優待に特徴があって、優待を取得するための最低保有単位が「1株」なのです。
通常は100株保有が条件となっていることがほとんどなのですが、上新電機は1株なので、3,000円弱の資金で株主優待を頂くことができるのです。
詳しく見ていきましょう。
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優待内容の紹介
上新電機の株主優待は「買物優待券」です。

保有株数ごとの取得枚数は下記の通り。

ここで注目なのは9月です。

5,000円分の買物券が「全株主」に進呈、と書かれています。
全株主、ということは、「1株だけ持っていても良い」ということになります。
ここが上新電機のすごいところですね。
配当+優待利回りはどれくらい?
まず購入に必要となるお金から。
この記事を書いている2019/11/8時点での上新電機の株価は2,501円です。
そして、上記の通り1株だけ持っていれば9月権利日の株主優待を取得できますので、購入に必要なお金は2,501円。
一方、年間のリターンがいくらになるかというと、
買物券は保有株数に関係なく5,000円分です。
そして、配当金が1株あたり50円(2019年予想)もらえます。
保有株数 | 最低投資金額 | 配当+優待金額 | 利回り |
---|---|---|---|
1株 | ¥2,501 | ¥5,050 | 201.9% |
※買物券の額面をそのまま配当に加算して利回りを算出しています
100株保有していれば3月にも優待を取得できるのですが、今回は最も高い利回りを中心に紹介したいので省略しています。
利回りはなんと200%超え。全上場企業の中でもトップクラスではないでしょうか?
この買物券は1枚あたり200円で、2,000円の買物につき1枚使えるというものです。
つまり、Joshinで5万円の買物をすれば5,000円分の買物券を使い切ることができます。
実質1割引で商品を買うことができるということですね。
また、この買物券は通販サイトでも使うことができるので、使い勝手は良いです。
また、「そんな高い家電買う予定無いよ!」という方はチケットショップで売却することも可能。
買取相場はだいたい50%ですが、利回りが半分になったとしてもまだ100%あります。
私のSBI証券のポートフォリオはこちら。

私が上新電機株を購入したのは2018年の8月なのですが、株価はそれから20%以上下落してしまいました。
それでも1株しか持っていないので、含み損は700円くらいで済んでいます。
業績もチェック!
上新電機の業績ですが、おおむね順調に成長しています。
<会社ウェブサイトより抜粋>

amazonの台頭によってこういった店舗型の会社は調子が悪いかと思いきや、結構堅実に稼いでいることがわかりますね。
では株価の5年チャートを見てみましょう。

やだ、まるで富士山みたいなチャート。。
現在の株価は最高値の半分くらいになってしまいましたが、1株だけであれば多少変動しても平気ですね。
まとめ
上新電機、1株だけ持っていれば優待がもらえるというかなり珍しい会社です。
こういったお宝優待を見付けられるのも、優待投資の面白いところですね。
私は妻口座・子供口座ともにSBI証券で取引をしています。
SBIの特徴は下記記事にまとめましたので興味を持たれた方はよろしければご覧ください。

ネット証券会社はたくさんありますが、
で良いと思います。
ではまた!
(※)株価は常に変動するため利回りも変動します。また、当記事の内容は私の個人的な考えに基づいており、優待内容が変更される可能性があることにも注意してください。投資はくれぐれも自己責任でお願いします。