ビックカメラとヤマダ電機。
ともに家電量販店として有名ですね。
そして、両者とも株主優待制度があり、それぞれ店舗やネット通販で使えるお買い物優待券をもらうことができます。


ところが!
同じように見えるお買い物優待券ですが、2社には大きな違いがあるのです。
それは、
ビックカメラ・・優待券の額面そのまま使える
ヤマダ電機・・・購入価格の半額だけ優待券を使える
という点。
詳しく見ていきましょう。
お買い物優待券:ビックカメラの場合
ビックカメラの場合、買い物優待券は額面そのまま使うことができます。
つまり、1,000円の品物を買うために1,000円の優待券を使えばタダで買うことができる、というわけですね。
これは非常にわかりやすい。
そのため、ビックカメラの優待券はかなり人気が高いです。
その証拠に、金券ショップでの換金率は約95%とかなり高め。1,000円の優待券が950円で買取してもらえます。
お買い物優待券:ヤマダ電機の場合
ヤマダ電機の場合、ちょっとややこしいです。
公式サイトによると、
1回のお買上げ金額(1枚の伝票またはレシート)が、税込み合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに、1枚(500円)の優待券が利用可能
とのこと。
つまり、1,000円の品物を買う際に優待券は1枚しか使えません。しかも500円引きなので、残り500円は支払う必要があります。実質「半額値引き」いうことですね。
ビックカメラと比べるとちょっと使い勝手が悪いかな?という印象です。
私の場合、日用品とか薬など、あまり高額でない商品を買うことが多いので、半額値引きよりも全額使える方が良いですね。
ちなみに金券ショップでの換金率は約75%。やっぱりビックカメラと比べると弱いことがわかりますね。
まとめ:優待株を買う際は内容を良く調べてから
今回のビックカメラとヤマダ電機のケースのように、同じような優待の内容に見えても、良く調べてみると微妙に違ったりすることがあります。
私も間違えて買ってから後で「あれ?」と思うことがあったので、自分に対する備忘も兼ねて記事にしてみました。
株主優待投資の参考になれば幸いです。