妊婦さんはお酒を飲むことができません。
元々お酒を飲むのが好きな奥様にとっては、禁酒って大きなストレスになりますよね。
また、本人がそこまで飲みたいと思っていなかったとしても、夫が外で飲んで夜遅くに帰ってきたりすると「この野郎!」と思うでしょう。
これが元で夫婦喧嘩になったり、最悪離婚を考えてしまうケースもあるようです。
こうなる前に夫婦でできることは何なのか、我が家のケースを元に考えてみました。
タップできるもくじ
できること①:夫が飲みに行く頻度を減らしてもらう
夫は妊娠の大変さを理解するのが難しい
実際にお腹の中に子どもがいる奥様と違い、男性は子どもができたからと言って体調に変化があるわけではありません。
口では「妊娠すると大変だね」とは言うものの、直接経験していないので簡単に理解することは困難です。
むしろ子どもができたら何もしなくても産まれるだろう的な軽い考えを持っている場合が多く(私も恥ずかしながら最初はそうでした)、夫婦間の認識にギャップがあるのです。
だから女性側が「こんなにしんどいのに!」と思っていても、男性側はそこまで深刻だということに気付いていないので今まで通り飲み歩いてしまう、ということにつながるのです。
大変さを伝えよう
妊娠に伴って女性の体には大きな変化があります。
つわりなどは有名ですが、それ以外にもマイナートラブルと呼ばれる様々な変化が起きます。
私の場合、妻がいつも体調が悪い時に逐一状況報告してくれたので、私も理解が深まって良かったと思っています。妻から共有された体調の変化一覧はこちら。
まずは女性側の大変さについて男性側に伝えてみてはいかがでしょう?
何となく「旦那も仕事が忙しいし、あんまり言わない方がいいかな…」などと気を使ってはいませんか?
妊娠に関しては気遣いゼロで良いと私は思います。妊娠って夫婦2人で乗り越えるものだと思うので。
私の場合はそれだけでしんどさが伝わったので、お酒は出産まで出来るだけ控えようと思いました(結局禁酒は出来なかった)。
出産までずっと飲み会を控えるのは無理だよ!という旦那衆のためには、例えばつわりが収まるまでは飲みに行くのを控えてもらうとか、妊娠後期の2ヶ月だけ控えてもらうとか、話し合いによって落としどころを見付けるようにしましょう。
できること②:飲む量を減らしてもらう
さて、飲みに行く頻度を減らすのと同時に、酒量そのものを減らすアプローチも考えられます。
自分の適正な酒量って、意外と思い込みがあるものですよ。
「自分はビール350ml缶をxxx本飲まないと満足できない」
「ワイン1本空けないと酔わないんだよね」
全て思い込みです。
人間は思い込む生き物なので、慣れれば必ずお酒の量を減らしても満足できるようになります。
私もその一人です。
元々飲み会に行くことは少なかったのですが、家での晩酌はどうしても止めることができません。
であれば何とか飲む量を減らしたい。
そんな中、ふと思い立ったのです。
「ビールは最初の一口が一番美味い」とよく言うけど、それだったら一口だけで強制的に終わらせる方法はないだろうか?と。
世の中には135mlの缶ビールというものがあります。たまにコンビニで売っている、あれです。
あれを飲むんです。
あんなちっちゃい缶じゃ足りない!って思うでしょ?
でも、食事の時にグイッと一飲みすると、何となくそれだけで満足した気になったんです。
それ以来、135mlを我が家にストックし、どうしても飲みたくなったらサッと飲んで晩ご飯へ。
すぐに飲み終えることができるため、時には妻が気付く前に缶を捨ててしまい、飲んだことすらバレないこともあります笑
できること③:酒以外でイライラを軽減する
それでも夫の酒にイライラしてしまう!という場合は、酒以外のところでカバーしてもらいましょう。
家事を頑張ってもらう
例えば、
「飲み会を週1回行ってよしとする代わりに、出産までずっと料理の後片付けをしてもらう」
「飲み会1回行ったら洗濯10回やってもらう」
とか。
家事を分担することができるのは夫婦円満の大きな要素だと思います。
プレゼントを要求する
単純ですが、「飲み会1回行ったら何か買ってもらう」
みたいな。
我が家の場合は妻が物欲があまり無いためほとんどこの要求は無かったのですが、買い物でストレスが軽減できる方にはおすすめ。
まとめ
夫婦ともに言えることですが、ストレスコントロールが重要です。妊娠・出産で夫婦それぞれの考え方ややり方の違いが少しずつ積み重なると大きなストレスになりかねません。
我が家の場合、夫婦間で今まで以上にしっかり会話するようにしました。お互いの認識のズレを調整しながら日々を過ごせば、お互いストレスが爆発することもありません。
とにかく意識すべきことは、
夫婦が納得できる取り決めを作って、実践する
ということかと。
そして、やってみてうまくいったり、イライラしたりしたらそれも共有する。
そしてより良くする方法を一緒に考えて、また実践する。
いわゆるPDCAサイクルを回す、というやつです。
参考になれば幸いです。